『ガンニバル』正気を失った岩男がさらなる混乱を生む新映像公開　S2第7話の場面写真も

　柳楽優弥主演のディズニープラス スター オリジナルシリーズ『ガンニバル』シーズン2第7話の場面写真と、新たなクリップ映像映像が公開された。

　2022年12月末、二宮正明による人気コミック『ガンニバル』が、ディズニープラス スター日本発オリジナルシリーズとして実写ドラマ化。大悟が真実にたどり着く寸前のところで幕を閉じたシーズン1だが、シーズン2では供花村（くげむら）に隠されたすべての真実がついに明らかとなる。

　村の真相に迫るため、狂気と暴力の渦に自らを投じる主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽をはじめ、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希役の吉岡里帆らキャスト陣が続投。さらに新キャストとして、妖艶と狂気を孕み、供花村に狂気のはじまりをもたらす女・若き頃の後藤銀役で恒松祐里が出演する。監督の片山慎三、共同脚本の大江崇允、プロデューサーの山本晃久らシーズン1からのスタッフ陣も続投する。

　3月19日よりシーズン2の配信が開始された『ガンニバル』は、アジア太平洋地域のディズニープラスで2025年最も視聴された日本発の作品となり、日本のディズニープラス配信開始から100万時間視聴を過去最速となる9日間で達成した作品となった。

　公開されたのは、圧倒的な力と存在感を放ち、大悟（柳楽優弥）や警察までを苦しめてきた、恵介（笠松将）の右腕にして後藤家の精神的支柱となる岩男（吉原光夫）のクリップ映像。恵介とは小さい頃からの付き合いであり、幼なじみかつ親友の間柄だ。恵介と後藤家を守ることを使命とし尽くしてきた岩男だが、大悟が赴任してきてから、恵介の行動や考えに少しずつ違和感を抱き始めていたものの、強固な信頼関係が崩れることはなかった。大悟とのトンネル下での緊迫の抗争で意識を失っていた岩男が目を覚まし、告げられた恵介の失踪。後藤家と後藤家当主の恵介を自身の根幹に置く岩男において、恵介が後藤家を捨て逃げたという行為は、岩男にとって最も残酷かつ衝撃的な出来事であった。依然話を信じない岩男だったが、思うように動かない体で、後藤家の人々の静止を振り払い、恵介を探し求める。

　そんな岩男が辿り着いた先は、奉納祭。藁で作られた巨大な人形が中心で燃やされ、その周りを囲むように小さな人形が何体も激しく燃えている。火に顔を照らされながら輪をつくり、踊り、太鼓をたたき歌い飲む村人たち。そこへよろめきながら近づき、燃える人形を蹴り飛ばす岩男。突如として村人たちの歓声は悲鳴へと変わり、逃げ惑う村民たち。我を失い、「恵介ぇ！　恵介ぇ！」と叫びながら、暴れまわる岩男の姿はまさに狂気。「なにやっとるんじゃあいつは」と困惑した表情の村民たちをよそに岩男はまた走り出し、人をなぎ倒しながら奉納祭を台無しにして去っていく。恵介を信じて疑わない岩男の暴走は供花村を舞台とした大波乱の抗争をさらなる混沌へと巻き込んでいく。

　また、第7話「呪縛」の場面写真も公開。涙を流す大悟をはじめ、“あの人”を庇うましろ（志水心音）、“あの人”に銃口を向けるもなかなか引き金を引けない恵介の側で、死んだはずの銀（倍賞美津子）がささやく様子、血を流し朦朧とした表情の洋介（杉田雷麟）の頭を理（中島歩）が掴み追い詰める姿などが切り取られている。

■配信情報
『ガンニバル』シーズン2
ディズニープラス スターにて独占配信中
出演：柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、高杉真宙、北香那、杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、吉原光夫、中島歩、岩瀬亮、松浦祐也、永田崇人、ジン・デヨン、六角精児、恒松祐里、倉悠貴、福島リラ、谷中敦、テイ龍進、豊原功補、矢柴俊博、河井青葉、赤堀雅秋、二階堂智、大鷹明良、利重剛、中村梅雀
原作：『ガンニバル』二宮正明（日本文芸社刊）
監督：片山慎三、佐野隆英、大庭功睦
脚本：大江崇允、廣原暁
プロデューサー：山本晃久、半田健
アソシエイトプロデューサー：山本礼二
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