吉沢亮と横浜流星が白塗り姿で舞う 『国宝』新規場面写真16点公開

6月6日に公開される吉沢亮主演映画『国宝』の新場面写真が公開された。
2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一の同名小説を映画化する本作。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄の見果てぬ夢を追い求める壮大な物語だ。
主演の吉沢が演じるのは、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄。そして横浜流星が、喜久雄を引き取った名門の跡取り息子であり、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介を演じる。そのほか、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが共演に名を連ねた。
監督を務めるのは、『悪人』『怒り』と吉田作品を映画化した経験を持つ李相日。脚本は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『コーヒーが冷めないうちに』などで知られる奥寺佐渡子が手がける。撮影を担当するのは『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したソフィアン・エル・ファニ。今回、李監督たっての希望で参加となった。
本作は、第78回カンヌ国際映画祭「監督週間」部門への選出が発表され、公式上映を控えている。
公開された新場面写真には、『二人道成寺』という演目で、烏帽子をつけた振袖姿で鮮やかに舞う喜久雄(吉沢亮)の姿や、同じく『二人道成寺』より、赤い花笠を被り、三つ連なる振り出し笠を使って華麗に踊る俊介(横浜流星)の様子が収められている。また、『連獅子』より、迫力ある親獅子の精を演じる半二郎(渡辺謙)や、『鷺娘』より、ふりしきる雪の中で、恋の悲しみにもがく鷺の精を演じた万菊(田中泯)の姿も。キャスト陣は最初はまっすぐ歩くことから始め、丁寧な稽古を積み重ねたことで、劇中では吹き替えなしで舞踊と演技を披露した。高畑充希や森七菜など他キャストの劇中の様子も収められている。
■公開情報
『国宝』
6月6日(金)全国東宝系にて公開
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作 宮澤エマ、田中泯、渡辺謙
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子
原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:アニプレックス 、MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会
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